4日~6日 裏劔

日程>   平成30年8月4日(土)~6日(日)

メンバー>    2名

コースタイム>  8/4:欅平11:30~志合谷14:07~大太鼓14:23~阿曽原温泉小屋17:12

8/5:阿曽原温泉小屋6:30~関電人見平宿舎7:21~尾根頂上11:04~仙人湯11:52~仙人温泉小屋12:09~仙人池ヒュッテ15:10
8/6:仙人池ヒュッテ4:08~仙人峠4:19~ベンチ5:03~二股吊橋5:50~ハシゴ谷橋6:54~ハシゴ谷乗越8:21~内蔵助平10:02~内蔵助出合12:16~黒部ダム14:03

北アルプス秘境温泉第3弾として、今年は阿曽原温泉とさらに奥の仙人池に行くプランを企画しました。今回、行きは夜行バスではなく新幹線を利用。新幹線は座席も広くゆったりしているので夜行バスと違って、初日、疲れる事なく現地入り出来ます。トロッコ列車を乗り継いで欅平の着き、そこから阿曽原温泉目指して歩き始めました。登り始めはかなりの急登で、水平歩道になるまではきつい山道を登って標高を上げて行きます。たっぷりと汗を絞られ、程なくして水平歩道になり、そこからはスリル満点の絶景を見ながら細い道を歩きます。途中にトンネルや丸太のイカダで補強した道や堰堤の中を通り抜ける所など、まさにアドベンチャーたっぷりの道を気を付けながら進みます。休憩を取りながら頑張って歩く事5時間程、今日泊まる阿曽原温泉小屋の青い屋根が見えて来ました。キャンプ場を通り抜けて小屋に到着。小屋のご主人が出迎えてくれました。宿に着いて間もなく待望の温泉です。今日は同室の女性2名と一緒に4名で明るいうちに入浴させてもらいました。大自然の中で源泉たっぷりのお風呂に入るなんて、とても贅沢な事です。一日歩いて来た疲れが、お湯に溶けて行きました。

2日目、今日は噂に名高い雲切新道です。地図で見ると2センチ位の実線ですが、実際に歩いてみるととても大変な急坂でした。北アルプス3大急登は今までに登っていますが、それよりはるかに急坂です。よくぞ道を切り開いたな、と思わせる急登でハシゴが沢山あり、ハシゴの脇にはロープが下がっていました。急坂の事を胸突き八丁と言いますが、本当に胸が斜面に付く程の急坂が延々と続きました。休む様な所もあまりなく、ずーっと急坂をただひたすら黙々と登って行くと、仙人湯の手前で反対側からソロの男性が歩いて来ました。その方は、私達が今日泊まる仙人池ヒュッテの人から頼まれたらしく女性2名が下から上がって来るので雪渓の様子を教えてあげて下さいと、言付かったらしく、丁寧に雪渓の様子とルートを教えて下さいました。道なりに進み、湯気の上がっている仙人湯を通り抜け、今年は営業していない仙人温泉小屋で一休みしてから歩き進むと、雪渓が出て来ました。ここは危なげなくクリアして進みます。暫く行くとまた雪渓に出ました。ペンキ印を探しても見当たらないので、とりあえずアイゼンを付けて雪渓を登って行きました。暫く行くと、先程教えて頂いた雪渓が溶けて崩れそうな所が見えて来ました。ここが教えて頂いた所かな?と思い、左側の山に取り付き、少しよじ登る様にして斜面を3m程登ったら、夏道らしき所に出ました。そして当たりをキョロキョロ見回すと、遠くにピンクのリボンがたなびいていました。このピンクリボンを見た時、二人で「幸せの黄色いリボンではなくピンクのリボンだね!」と、言って、夏道が見つかった事にほっとしました。このピンクリボンのお陰で、登山道は間違っていない事を確信し、後はペンキの印などに導かれて登って行けました。そこからもまだまだ急登を登り、やっと、仙人池ヒュッテに到着。ヒュッテに着くと、途端に小屋の人達に囲まれて、雪渓の様子や登山道の様子などを矢継ぎ早に聞かれ、質問攻めにあいました。確かに、雪渓から夏道を見つけるのに少し苦労しましたし、特に下りは見落として下り過ぎたりするかもしれませんので情報は大切です。一通り説明が終わって、部屋に入りました。部屋の窓からは裏劔の八ツ峰がバッチリ見えます。絶景の部屋を2人だけで使わせて頂けました。このヒュッテは温泉ではないのですが、お風呂があります。到着から程なくして私達の順番でした。お風呂の窓からも絶景が堪能出来ます。湯船に浸かりながら美しい山の景色を眺めるなんて、とても贅沢な事です。この景色の為に苦労して登って来た甲斐がありました。夕食まで時間があったので、ヒュッテ前の仙人池で写真を撮り、暫く景色をボーと眺めて、至福の時を過ごしました。

3日目、今日は下山です。東京まで帰らなければ行けません、バスの時間もありますので、朝4時過ぎには小屋を後にしました。ヘッドランプを付けてグングン下って行きます。途中ベンチがあり、朝食代わりのお弁当を頂き、裏劔の八ツ峰を間近で見る最後のポイントかと思い、写真を沢山撮りました。そこからも急坂をグングン下って行き、二股吊橋に出ました。沢は雪渓の雪解け水でとても冷たく水量も多く黒部の水の豊さを感じました。早

速ペットボトルに沢の水を詰めてまた歩きます。下山のルートは沢沿いを歩く所があるので、ミネラルたっぷり雪解け水を所々で補充出来て、とても助かりました。こんなにお水っておいしかったかしら?と思うほど、美味しくて、ごくごくと喉を鳴らして飲みました。沢沿いの道はペンキの印が時々確認出来なくて、あたりを見回しながら、地図とコンパスで方角を確認して進みます。やっと、内蔵助谷出合まで来ました。ここからはまた、水平歩道の様な道を黒部川に沿って歩きます。暫く行くと、黒部ダムの放流しているのが見えました。ようやく着いたかと思いましたが、ここからダムの上まで上がるのに、またつづら折りの山道を登って行きました。最後の最後までも大変なコースでした。ようやく観光客の姿が見えて、レストハウスの横に出て、無事山行終了となりなました。今回は思っていた以上にハードな山道で、急峻な登り、ハシゴにロープ、鎖にしっかり捕まって慎重に渡る所、真っ暗なトンネル等、スリル満点のアドベンチャーコースでした。お天気に恵まれたお陰で、怪我もなく無事予定通り歩けて下山した今、とても充実した気分です。

ご同行頂いたY川さん、お世話になりありがとうございました。                     



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