3日 高見石&白駒池

日程 : 2月3日(土) 
参加者 : K田さん(リーダー)、S水さん、K浪さ、S重さん、F登さん
コースタイム : 渋御殿湯9:21~10:58賽ノ河原地蔵~12:03高見石~12:18高見石小屋(昼食)13:24~13:42白駒池14:07~14:51高見石小屋~16:10渋御殿湯

昨年、本格的な雪山登山に参加し悪天候で死にそうになってから、今年は「初心者OK」「スノーシュー、ワカンOK」と書いてある山行だけに参加希望を出している私。

高見石と白駒池。よく雑誌に載っている高見石小屋の揚げパンが食べられるかも!しかもピークは踏まないみたいだから、ゆるふわハイキングだな!そう勝手に思い参加した今回の山行。6時に国分寺駅を出発し、順調に渋御殿湯の駐車場に到着しました。

登り始めは急登。ちらつく雪が顔にあたって痛い。「すごい吹雪いてますね~!」声をかけると、「こんなの吹雪のうちに入らないよ」とK田さん。

アイゼンやワカンを装着し樹林帯を進みます。時折顔を出す太陽がキラキラと雪に反射してきれい。雪はさらさらのパウダーで、当日の先行者はなく、K田さんがラッセルし、後ろから踏み跡をたどりながら登っていきます。

樹林帯を抜け、周りの景色が一望できる賽ノ河原に到着。夏は大きな岩だらけのエリアだそうですが、その上に雪が積もり、油断すると腰までずぼっと埋まる。苦戦しながらも、とにかく上を目指して登ります。登りながら振り返ると、八ヶ岳の山々がきれいに見えてテンションがあがりました。

登りきって、またしばらく樹林帯を歩き、やっとの思いで高見石小屋に到着。念願の揚げパンは、味がいろいろ選べて、熱々で最高に美味しかったです。

この時点でだいぶコースタイムオーバーだったため、疲れ果てた私は、白駒池に行かずに下山するかも、と内心期待していたのですが、「ほら、行くぞ」の一言で行くことになりました。到着した白駒池は、踏み跡もなく、まっさらな白い景色が一面に広がっており、感動的な景色。やっぱり来てよかった・・・。

今回私は、モンベルのアルパインスノーポンというアイテムを新しく持参し、ここでつけてみました。(いえ、付け方がわからず、付けてもらいました)ワカンとスノーシューの中間のもので、アイゼンとセットで使用できます。アイゼン単体だった登りより、下りは沈みにくく、かなり楽に降りることができました。登りは恐怖だった賽ノ河原も、雪の感触を楽しみながら歩くことができました。

コースタイムもオーバー気味で、下りはヘッドランプも必要かと予想しましたが、皆、順調に下り、日が沈む前に渋御殿湯の駐車場に到着。当初、私が勝手に想像していたゆるふわハイキングとは全然違うもので、汗だくになりましたが、誰も踏んでいない雪の上を歩く喜びを感じられたとても楽しい山行でした。

K田さん、雪山でのご指導、ラッセルから運転まで、何から何までありがとうございました。
ご一緒してくださった皆さん、楽しい充実した一日をありがとうございました。