26日 唐松岳

程:前夜発 3月26日(日)

メンバー:Kさん、Fさん、Tさん、I(記)

コースタイム:

八方池山荘8:31~9:15八方ケルン~10:46丸山ケルン11:00~12:02八方ケルン~12:41八方池山荘

テムレスご存知でしょうか。冷凍庫で作業する時に使用する業務用のゴム手袋です。安価ながら、防水性に優れ、山で使えるアイテムとして話題に。友達やモンベルの店員さんに勧められ、極寒テムレスを去年Amazonで購入してみました。ホームセンターにも置いてあります。
去年の年末の蝶ヶ岳、年始の編笠山、2月の蓼科山、谷川岳で使用しました。晴天で無風の時はちょうど良い感じです。防水性と耐久性には優れています。雪や水を弾いて、浸透してきません。ただ、尾根や山頂で風が強くなると、冷えてきます。手がジンジンします。この場合は、やはりGore-Texの分厚い雪山用手袋が必要です。今回の唐松岳では、これらの反省を踏まえ、ブラックダイヤモンド(Black Diamond) ソロイストフィンガー を持参しました。

新座から夜間に移動し、白馬八方尾根スキー場に到着。朝の天気は曇りでした。あまり展望は期待できないかも。ゴンドラ、リフトを経由して八方池山荘へ向かいます。きっと晴れていれば、ここからすでに良い景色だったんでしょうが、雲行きは怪しく、ガスっていました。アイゼンを装着し、唐松岳を目指します。雪山靴、12本アイゼンは重いのですが、雪を踏みしめる感触はいい感じ。一歩ずつ、白銀の世界を楽しみながら進みます。途中何度か光が差して、薄っすら青空が!北アルプスの山々のヒダがカッコいいこと。ガスってはいますが、逆にそれが幻想的な雰囲気を演出していました。一面白く、雪しかない世界。

いつもどおり、Kさんには写真を撮ってもらいましたが、誰だかわからず。ハードシェルのフードとフリースのフードを重ねてかぶり、目出し帽とサングラス。歩くと熱くなりますが、顔は出せませんでした。そして、手袋は防寒バッチリ。買って良かったー!もっと早く買うべきだったと反省。

今回は天候が悪く、丸山ケルンまでしか到達できませんでしたが、また次回挑戦したい!と思わせてくれる唐松岳でした。夏なら五竜とセットが良さそうですね。