26日(土) 三窪高原

三窪高原   10/26(土) 6名
 柳沢峠駐車場8:36~9:24休憩所~11:46倉掛山12:30~14:52鈴庫山~16:00柳沢峠駐車場

千葉県で記録的短時間大雨が降った翌日、地面の様子を心配しつつも、山梨県の三窪高原から倉掛山~鈴庫山に登ってきました。

柳沢峠の駐車場から三窪高原の登山道を歩きます。前日の大雨が嘘のようにいいお天気。日差しもたくさん降り注ぎ、日焼けを心配するほどの秋晴れです。台風19号の影響か、倒木が登山道を覆っている場所や地面が崩れ落ちている場所も。しかし、柳沢の頭からは大きな富士山が姿を現して、これからの眺望を期待できそう。よく整備された登山道を進んでいくと、かなり古いけれど立派に建てられた休憩所へ。その先のハンゼの頭からは白根三山など南アルプスが一望できました。もう3000M級の山は冬山です。寒そう・・・。

しばらく行くと、急斜面の下り。下りながら下を見ると、大規模なソーラーパネルが姿を現しました。この山行報告を書くために少し調べてみたのですが、この場所はバブルの頃にリゾート施設が建てられた場所で、その後廃墟となり、この地域では少々有名なホラースポット的な扱いだったそう。
数年前に取り壊され、太陽光発電ブームの先駆けとしてソーラーパネルが設置されたそうです。
しかしこの日はそんなホラースポット的な雰囲気は微塵も感じられないほどの真っ青な青空。気持ちの良い稜線歩きを堪能できました。急斜面の下り、急斜面の登りを経て、倉掛山に到着。富士山が真正面に望める最高の場所で、昼休憩。山頂貸切のランチタイムでした。

来た道を戻るために、再び急斜面を下ります。途中の長い階段には、とてもきれいな苔がたくさん。そういえばこの日もまだ一人も出会っていません。あまり歩く人がいないのでしょうか。

しばらく歩いて分岐に到着。鈴庫山に向けて出発します。
ここからは、先ほどまでの明るく開放感のある登山道とは雰囲気が変わり、苔むした階段や倒木、落ち葉で道が不明瞭な場所が多くありました。そして初めての自分たち以外のパーティーに出会いました。人がいっぱいいすぎるのも困りますが、出会わなさすぎるのも少々不安になりますね・・。

しばらく進んだ先には新しい標識が。鈴庫山への山頂を示す案内板です。これがなければきっとまっすぐ進んでしまっていたでしょう。こんなマイナーな山でもきちんと標識を立てて整備してくださる人がいることを感謝しなければ。
案内板の上の斜面を登り、鈴庫山の山頂に到着。倉掛山とは違った南アルプスの眺望が望めました。

行く時に通った休憩所まで戻り、国道411号線に到着、駐車場まで戻ってきました。最高のお天気でとても充実した一日を過ごせました。参加者のみなさま、お疲れ様でした!K田さんのいれてくれる山頂コーヒーはいつも最高に美味しいです。ありがとうございました。