24日 荒船山

<山行報告>   西上州 立岩~荒船山
<日程>   平成27年10月24日(土)
<天候>  ☀晴れ後曇り雲☀
<メンバー> K(リーダー)、K、K、F(お試し),I(記) 計5名
<コースタイム>立岩登山口8:13~9:47東立岩~10:30西立岩~11:23荒船山分岐~12:59経塚山~13:39艫岩~14:18星尾峠分岐~15:12立岩分岐~16:07威怒牟畿不動~17:00立岩登山口
 
ワンダーハイクと名の付く通り、終始ワンダーな一日でした。
 
まずは非常に怖い橋を渡るところからスタート。橋自体はしっかりしているものの、足がストンと落ちるであろう程の木と木の隙間から下に流れる小川を見ながら一歩一歩一人ずつ。丸太で出来ている分だけ滑るのでまた怖い。
 
その後は栗の落ちている森の中をゆっくりと登る。下にも上にも色とりどりの葉が!紅葉してますよ。いい季節に来ましたね。それからかなりの急斜面、足場の悪い鎖場を抜けて一息。今度は明らかにこっちへ行くなという印の木が横たわっている道の様な道でないような草むらを行く、と言うのでびっくり。本当にこの先に道は続いているのだろうか?木に時折結びついているリボンを頼りに背丈を覆う草むらを抜け、岩によじ登り、そのまた岩を超えると・・?目に飛び込んできたのは妙義山!!の様な不思議な岩の絶壁と荒々しい反対側の山たちでした。高い岩の上に立って絶壁の下を覗き込み・・。みんなでポーズ。道なき道を来てよかったと思えるワンダーな展望でした。
 
ルートに戻ってからは、あれ?急に目の前の道が消えた。ということが2回?3回?? これがまた正にワンダーですね。消えて初めてルートを外れたということに気が付く自分。おかしいなぁついさっきまでは間違いなくルート上にいたはずなのに、と不思議でなりません。こうなると、「Kさん、お願いします。」という感じで地図を見てもらいGPSを利用して方向の確認です。お陰様で方向を合わせて少々道なき道を歩くと途中からルートに合流したりと、ほっと一息。こんな時、地図を読めない自分はダメだなと思った次第です。立岩はこの日私たち以外は一組しかすれ違わないとても静かなコースでしたが荒船山に出て一変。急に高尾山並みの整備された道幅とすれ違う人の多さにびっくりです。そしてまたびっくりなのが展望台。クレヨンしんちゃんの作者が自殺した?という噂の?巨大岩の断崖絶壁に立ってみる前方の眺めは圧巻。この景色も非常にワンダーです。ロッククライミングによさそうなこの巨大な岩はどうやってここにきたのでしょうか?高所恐怖症の方にはお勧めできませんね。
 
この後はサクサクと下り・・そしてまた途中で道が消え。と思ったら目の前に滝が!正にワンダーです。滝の裏を見れるというのでみんなで岩登り。思いの他歩いた時間が長く、既にあたりは薄暗くなっていました。ヘッドランプを使わずに何とか下山。帰りの温泉も閉館の30分前に滑り込みセーフ。何と60歳以上の方は200円というコスパ良し、地元民に愛される温泉のようです。Kさんが最後までFさんのことを田村さんと呼ぶので、皆の頭の中も次第に田村さん・・化されつつ。ワンダーな一日を満喫致しました。皆さん、よく歩きました!