23日 三ツ岩岳・烏帽子岳

日程:2016年4月23日(土)曇りのち晴れ

メンバー:K(リーダー)、K、S、S(記)

コースタイム:三ツ岩登山口7:58~8:38竜王大権現~9:21三ツ岩岳山頂~10:19第二鞍部10:30~~10:55大仁田ダム上~11:13烏帽子岳登山口11:23~12:19奥の二俣~3:06烏帽子岳頂上13:50~14:17マル~14:51奥の二俣~15:32烏帽子岳登山口~三ツ岩岳P

巨岩が立ちはだかっている横が、三ツ岩岳登山口。いきなりの急登を行くとヒカゲツツジの優しい黄色が目に入る。ミツバツツジの濃いピンクも霧の中に浮かんでいる。下をのぞけば急な谷で、ピンクと黄色が重なるように咲いている。さらに行くと、ちいさなリボンを木に結び付けたようなアカヤシオ(ひとつばな)が登山道沿いに咲いている。可愛いい花だ。

頂上直下、道を譲ってくれた人がいた。挨拶をして通り過ぎようとしたら、偶然にもフェイスブックでの山好き仲間の友人だった。デジタルな関係がリアルに話をしている。不思議な感じがしたが、うれしい偶然だった。

すれ違いもできないほどに狭くなると、頂上は間近。到着したものの、辺りは真っ白。とっとと下山・・・と思ったところに雲が切れ、どこの山だろうか、尾根が、稜線が見えてきてテンションが上がる。少しずつ霧も晴れ、花の色もくっきりとしてきた。ゆっくりしたいけれど今日はもう一山登る。急がないと・・・。三ツ岩岳を下ったところはなんとダムの上に通じる道で、朝ずいぶん高いなと見上げたその上にいるなんて、驚きだった。下を見ると足がすくんで、背筋がゾクゾクッとした。(真っ逆さ~ま~に~!落ちてディザイア~!)

この大仁田ダムを挟んで烏帽子岳がある。登山口を行くと、川沿いの道。1時間弱行くと奥の二俣で左へ。ここからがきつい上りで長いトラロープを頼りに必死に登る。手がかりとなる結び目の間隔が長く、あと4、5cmが届かない。「キャ~!落ちる~!」ふざけていると思っているリーダー。足元の泥で、ずるずると滑っている私を慌てて引っ張ってくれました。おかげで難所を乗り切ることができ、感謝です。(帰りは別ルートと聞いて、ホッ!)

頂上の展望は素晴らしかった!狭い頂上だったが人も少ないので、雄大な景色を堪能しながらの昼食タイム。鹿岳、四ツ又山、立岩、荒船山、遥かに妙義のギザギザが見えた。浅間山は半分雲に隠れていた。アカヤシオの咲く頂上にもっといたかったが、時間も気になるので、急いで片付ける。

下りは沢沿いの道で、落ち葉に埋もれた木の根っこや岩に滑ることもあり気が抜けないが、気持ちの良い新緑の山歩きの心地よいこと・・・!!ミソサザイも鳴いていた。

 あゝ、来てよかったな~!久々の山歩きですっかり元気になりました~~!!

リーダーをはじめ、同行していただいた先輩の皆さま方、ありがとうございました。お世話になりました。