21~22日 雲取山

<山行報告>  雲取山~飛龍山 

日 程 :2015年11月21日(土)~22日(日)

メンバー: S(リーダー)、I、A、S(記)

コースタイム: <1日目>

三峰神社駐車場10:45~鳥居11:13~妙法ケ岳11:53~地蔵峠13:10~お清平13:30~白岩小屋15:50~芋ノ木ドッケ16:00~大ダワ16:35~雲取山荘17:00

<2日目>

雲取山荘6:05~雲取山頂7:00~三条ダルミ7:46~狼平8:20~北天のタル9:54~飛竜権現10:44~前飛竜12:08~熊倉山13:10~サオラ峠13:50~丹波16:34~のめこい湯16:58

 

西武秩父駅からバスで1時間半ほど揺られて、三峰神社の登山口へ。この周辺は三峰千年の森という看板があり、藁葺き屋根の古民家があったりしてお散歩によさそうな明るい森です。しばらく行くと、大きな鳥居があり、ここからが本格的な登山道。三峰神社の奥宮が鎮座しスーパーパワースポットらしい妙法ケ岳にまずはお参りしようということで、古い大きな鳥居を三度もくぐり、最後には岩場を鎖で登って(!)、妙法ケ岳の頂上へ。これでは普通にお参りする人は大変です。たどり着いた妙法ケ岳山頂は眺めが良く、秩父の山並みに囲まれてパワースポットらしき風格でした。(ただあの面積にしては狛犬がやけに多かったのには驚きました)そしてこれが今回の山行で、最初で最後の山頂からの眺めとなりました。(泣)

雲取に向かう登山道に戻り、傾斜がきつくなってきたなあと感じる頃に地蔵峠のお地蔵様に出会って手を合わせ、霧藻が峰の小屋で出会った小屋の主人(?)に、「いまから雲取なら時間的にぎりぎりだね」と言われて俄かにあせり、スピードアップしてお清平を過ぎたあたりで急にアクシデントが。なんとAさんの足がつってしまい、しかもその場はかなりの急斜面で、そこを何とか通過しようと無理に歩いたためかさらに両足がつってしまい、悲鳴が・・・とても痛そうでした。それでも何とかだましだましゆっくり歩いているうちに、白岩小屋に到着。しかしすでに廃屋で、とても中で休める雰囲気ではなかったので、そこを通過し、アップタダウンの激しい登山道をひたすら歩き、白岩山、芋の木ドッケを過ぎるあたりで、何とか通常ペースに戻れたようでした。(ちなみに、芋の木とはコシアブラ、ドッケとは峰という意味で、ここらはコシアブラの多い山地のようです。)芋の木ドッケを過ぎたあたりで、4~5頭の鹿の群れに遭遇。こちらをじっと見つめたまま動かないので、鹿に凝視されたままどんどんくだり、大ダワにつく頃にはすっかり夕暮れになっておりました。そこから雲取山荘までは30分足らず、暗くはなりましたが、ほどなく山荘に無事たどり着くことができました。ほっとしたのも束の間、山荘は激混みで受付は長蛇の列。リーダーが受付を終えるまで20分間も並んでくれました。感謝。

翌日、起きぬけの重い体を励まし励まし山頂へ。大展望を誇る雲取山頂も、この日はガスで全く何も見えず。仕方なく、三つもある三角点(何故?)をじっくり眺めたり、頂上の看板を東京都作と埼玉県作を見比べたり。そこから三条ダルミへ急坂をくだり、三条の湯への道をわけて飛龍山へと向かいました。実は東京都の水源林を一度歩いてみたいと以前から思っていたので今回楽しみにしていた道のひとつでしたが、見渡す限りガスの中、幽玄の雰囲気たっぷりの杉木立に、水分たっぷり、さすが大都会の水源林という思いを強くしました。でも、ちょっとだけでも晴れてほしかったなあ。

狼平という突然開けた不思議な草原を横切り、片側かなり切れ落ちた急斜面に斜めにわたしてある細い桟道を緊張しながら上ったり下ったりするうちに、小雨の振る中、飛龍山の登り口である飛流権現に到着。しかしここでリーダーの「飛龍山には時間がないので行かない」という決断が。え?山行計画のタイトルになっている山を目前に行かないの?とは思いましたが、後でこの判断は大正解だったことがわかりました。

次の目的地、前飛龍山めざして、しゃくなげの多い登山道を快適に進み・・しかしなかなか前飛龍の看板が出てこず、たぶん山頂は先ほど過ぎてきた所だったんだろう、じゃあここらで、とランチタイム。その後すぐに、岩が積み上げられたようになっている場所に「前飛龍山」の目立たない表札に出会いました。なーんだ。ここだったのか。地味な前飛龍山頂だなあ。それからほどなく着いた熊倉山も、地面に近く埋まった石に挟んだだけの木の表札で地味でした。けっこう歩きがいのある登山道なのに、これが奥秩父の味わいなのでしょうか。

小さい石の祠のあるサヲラ峠の分岐から、のめこい湯への近道と思われる天平(でんでいろ)尾根の道をとることに。最初は快適に唐松林を下っていたのですが、どんどんガスが濃くなり、どんどん道が細くなり、しまいには道もわからなくなり、ピンクテープを頼りにするしかなくなりました。コースタイムを過ぎても目指すべき分岐にたどり着けず、皆で周辺を探しましたが現在地さえ不明瞭で、とにかく戻ろう、ということになり、やむなくサヲラ峠まで引き返しました。ガスに巻かれると道を失う、とよく言われていることをここで実体験。やっぱりガスは怖いですね。

そこからは、何とか暗くなる前に山を下りよう、ということでリーダーの素晴らしいスピードに引っ張られるように急坂をくだり、もうついていくのに必死な状況。片側切れ落ちたジグザグの細く暗い杉林をころがるように駆け下り(ちょっと大げさ)明るい里山の畑道に出た時は、何しろ無事でよかった、と胸をなでおろしました。

ハードでドキドキいっぱいの雲取山~奥秩父歩きでしたが、思い返すとやっぱり楽しく思い出深い山行でした。リーダーと同行の皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。

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