21日~23日 笠ヶ岳

<山行報告> 笠ケ岳(2897.8m)      弱雨     晴れ

<メンバー>    (リーダー)K、K、Y(記)

<コースタイム>

(8/22) 新穂高第3駐車場5:47~ 新穂高センター6:08~7:07笠新道登山口~10:23杓子平~11:48抜戸岳分岐~12:45キャンプ指定地(水場)~13:13笠ヶ岳山荘

(8/23) 笠ヶ岳山荘4:48~5:02笠ヶ岳頂上5:32~笠ヶ岳山荘6:06~キャンプ指定地(水場)6:27~7:21抜戸岳~8:26秩父平~9:16大ノマ岳~10:22弓折岳 ~11:13鏡平山荘~12:41秩父沢~13:42わさび平小屋~15:11新穂高第3駐車場

  笠ヶ岳は昨年の秋の計画で登りたいと参加を希望しましたが、天候不順のため、登れませんでした。今回、夏に計画がでましたので、これはぜひ行きたいと思いました。はじめは笠新道で登り、雷鳥岩、クリヤノ頭経由で下る計画でしたが、笠新道で登り、次の日の晴れを信じ、弓折岳~鏡平荘~小池新道で下ることにしました。

 夜22時に新座駅を出発し、夜通しのKさんの運転でスタートしました。(ありがとうございます。)3時間以上過ぎて、「空いてる」という言葉が聞こえ、駐車場に着いたことがわかりました。新穂高温泉の駐車場は満車で、鍋平の駐車場しか空いてないのではないかと予想していましたが、新穂高温泉の駐車場に行ってみて、車は多かったものの、駐車できるスペースがありました。そこで、4時ぐらいまで仮眠をとり、お湯を沸かして朝食をとり、新穂高センターに向かいました。

 笠新道登山口に向かう途中で雨が少し強くなったので、レインスーツ上下を着ての登りになりました。登山口で水を補充し、ここから6時間、13:00過ぎまで登り続けるんだなあと思いながら、登り始めました。一歩一歩の登りがずっと、ず――っと続きました。途中、明るく開けたところもありましたが、景色は見えませんでした。地図上に印がある杓子平にやっと着きましたが、「ここは杓子平です」の標示は折れていました。そこから抜戸岳分岐までは、長く感じました。とにかく一歩一歩登りました。笠ヶ岳山荘の手前に水場があり、きれいな水がたくさん出ていました。水を調達し思ったより早く笠ヶ岳山荘に到着。濡れたレインスーツ、帽子、手袋などを乾燥室に干し、すぐに着替えをすませ、暖かいストーブの近くに座った時、雨降り登山での小屋泊まりはありがたいもんだ、と感じました。

 次の日は3時起床。荷物整理と朝食を済ませていると、4時半ごろ外が明るくなってきました。外では雲の上に、槍ヶ岳、北穂高岳、奥穂高岳の頂上がくっきりとあらわれていました。笠ヶ岳山荘から頂上に向かい、頂上では写真撮影の順番待ち。5時20分ごろ、頂上から見える槍ヶ岳の頂上付近がだんだん明るくなってきて、それから間もなく日の光がきれいに見えてきました。本当にきれいでした。頂上からは360度見渡す限り、雲の上から、山の頂が見えていました。これは今日の下りに期待がもてるなあと思いました。

 荷物を持って下山開始。秩父平方面に向かいました。紫・ピンク・黄色・白と色鮮やかに、いろいろな花がありました。弓折岳付近で雷鳥が1羽だけでなく、全部で4羽ぐらい出てきました。雲が多く、晴れるかどうかと期待を込めて下っていましたが、眺望をのぞむことはあまりできませんでした。下りの終盤、わさび平小屋での冷やしトマトはおいしかったです。


 今回、笠新道から登ったこと、笠ヶ岳頂上に立ち、きれいなご来光を見ることができたこと、よかったです。Kさん、Kさん、ご同行くださり、ありがとうございました。


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