21日 薬師岳~夕日岳~地蔵岳

薬師岳~夕日岳~地蔵岳 (前日光)

[日程]  2016年5月21日(土)

[天候]  晴れ

[メンバー]  L:K、H(お試し)、K(記)

[コースタイム]  細尾峠9:00~9:43薬師岳~11:15三ツ目~11:37夕日岳12:33~13:34地蔵岳~14:35薬師肩~15:34細尾峠

[報告]

細尾峠までは曲がりくねった旧道で、古くは日光山の修行僧の峰修行の路として開かれ、足尾銅山の発展とともに賑わった。その後の衰退により、現在は通行量もなく静寂な峠となっている。この峠道のすぐわきが登山口だった。「前日光高原」と書かれた、立派な指示板(棒?)が立っていて、わかりやすい。エゾハルゼミの大合唱に迎えられての、出発。

薬師岳への登山道は、結構な勾配だ。新緑がまぶしい。汗を拭きながら振り返ると、木々の間から男体山が見えた。薬師岳に到着。細尾峠からは、1.1km標高差220m。急登になるのも納得である。

 頂上からは男体山を始めとする日光連山が一望でき、女峰山、子真名子、大真名子も見える。

トウゴクミツバツツジが満開。シロヤシオもまぶしい白さ。新緑の緑も光っている。さわやかな頂上で、しばし景色にも見とれてうっとり。

 薬師岳の後は、地蔵岳と夕日岳の分岐となる三ツ目を目指す。しかし、足元は両側整備された笹の道で、きもちがよい。上を見れば、シロヤシオのトンネルだ!桃源郷とは、こんな感じなのかなと思えるほどに美しい!写真を撮ったり、花に見とれたりと時間を費やしてしまいがち。

 三ツ目では、地蔵岳を後にして夕日岳に向かう。夕日岳からは、男体山がよく見える。人も増えてきたので、頂上から少し奥に行ったところに陣取り、ランチタイム。日差しの中のあったかランチ。食後は再び三ツ目に戻り、反対側の地蔵岳に。地蔵岳の頂上は見晴らしはよくないが、ミツバツツジやシロヤシオが咲いていて気持ちがよい。しかし、ここでプチ悲劇。みんなで写真を撮った後に、外していたタオルを首に巻いたとたん激しい痛みが私の襟元を襲った!チカーッ!!イタ!イタ !イタ!Kリーダー持参の、ムヒアルファーEXのおかげで痛みがなくなり、ホッ!(帰宅後はれてしまい、痛みがまた・・・ブヨだったのでしょうか?皆様もお気をつけてください)

 今回の山行は、鳥さんに惹かれての参加。今の時期、日光は渡りの季節。楽しみだった。耳を澄まして歩いていたら、ウグイス、ツツドリ(ボボッ、ボボッ)、ジュウイチ(ジューイチ)、ヒガラ(ツツピビー)、アオゲラ(ピュ、ピュ)そして、ドラミング。にぎやかだった。しーんとした山歩きも好いものだけれど、鳥や動物の声により、山は生き生きと感じられる。花も緑も美しかった。生き生きとした山で過ごした数時間が、私にパワーをくれた。また、頑張れる!

今日は、鳥好きなHさんがお試し参加。一日一緒に過ごせて、楽しかったです。

 運転していただいたKさん、ありがとうございました。(両手に花山行でしたね?!)(笑)