19日 二ツ箭山

参加者 : 2名
CT :  二ツ箭山登山口10:05 ~ 10:22沢コース・尾根コース分岐 ~ 10:50〆張場~ 11:13岩場コース・一般コース分岐 ~ 11:32男体山・女体山のコル ~11:44男体山 ~ 12:13女体山 ~ 12:39二ツ箭山(三角点)(昼食)13:07 ~ 13:16月山 ~ 14:02二ツ箭山登山口

前日から当日の朝9時頃までは雨予報でしたので、待ち合わせを1時間遅らせて出発したところ、早朝に雨は上がり、きれいに晴れ渡った青空の下、登山口に到着しました。

今回は男体山・女体山という二つの岩峰を登るチョット手強いルートですので、最初からヘルメットを装着して出発しました。

歩き始めて十数分で沢コースと尾根コースの分岐点が現れますので、沢コースを選択。滑りやすい沢沿いの濡れた一枚岩を鎖を使って乗り越え、いくつかの滝を横目に眺めながら進むと、尾根コースと合流して、〆張場に到着しました。

〆張場は再度の尾根コースと沢コースの分岐になりますが、ここは直接男体山へ登る尾根コースを選択。暫く急な樹林帯の斜面を登りつめ、二ツ箭山の主尾根に出ました。

すると今度は岩場コースと一般コースに分かれますので、もちろん岩場コースを選択。少しばかりの岩峰を巻き気味に乗り越えていくと、なんのことなく一般コースと合流。

尾根を進んでいくと、男体山の北側を回り込んで男体山の基部に行くルートと、南側の岩峰を40mの鎖場を越えて行くルートに分かれますので、迷うことなく南側ルートを進み、40m鎖場の取付き点で、ハーネスを装着。今回の山行で最長の鎖場でしたので、チョッと期待していたのですが、下から観察してみると、傾斜が厳しくなく、ロープを取り出すほどでもありませんでしたので、そのまま、サクッと登ってしまいました。

40mの鎖場を登ると、男体山と女体山のコルに登りつめますので、コルから10mほど進んで男体山の基部に向かいます。すると、今回の最大傾斜の30m鎖場が現れますので、いよいよロープの出番かと思いましたが、ほぼ垂直に近い岩峰ではありましたが、スタンスがキッチリとれそうでしたので、三点支持を守りながら慎重に登るよう念押しして、ここもすんなりと登ってしまいました。岩峰上では危険を感じるほどの強風が吹いていましたので、両足を踏ん張って記念写真を撮って、早々に岩峰から降りることにしました。下降時はチョットでも滑ると危険ですので、ロープで確保して降りてもらいました。

続いて現れる女体山の岩峰も、そこそこ急傾斜の岩峰・鎖場ですが、強風のおかげで乾いた岩場を快適に登ることができました。女体山の岩峰上には展望表示板があり、東6112.7km先にハワイの表示があるほど、眺望が素晴らしく、キラキラと光る太平洋がとてもきれいでしたが、強風が厳しく、長居はできませんでしたので、記念写真を撮って、早々に下降し、三角点のある二ツ箭山頂上に向かい、チョット遅めの昼食を取って、月山神社のある月山頂上を経て、登山口へと下山しました。

今回お試しで参加していただいたT代さんは、登りも下りも遅れることなく、岩場もサクサクと着いてきましたので、入会していただいたなら、今後に期待できる新人さんになりそうです。