18日 月夜見沢
日程 : 8月18日(土)
参加者 : 2名
コースタイム : 落合橋入渓点8:33 ~ 9:22第一堰堤 ~ 9:35最後の滝 ~ 10:03林道~ 10:19落合橋
お盆休み後半、なまった体を不安に感じながら向かったのは、月夜見沢という美しい名前の沢です。
南向きの沢ということで温かいことを期待していましたが、当日の気温は19度ほど。
しかし、入渓点は落合橋という橋を降りてすぐ、すぐに林道に上がれる、と楽ちんで、K田さんいわく「なんちゃって沢」だとか。
ビビりの私を気遣ってくださったのか激しい水流はよけ、しかし肩までつかるほどの淵を一瞬泳ぎ、岩壁にへばりつきながらじゃぶじゃぶと進んでいきます。一年ぶりの沢歩き、水がつめたくて気持ちいいです。
途中、木の枝が変形してできた自然のブランコを発見したので子供に還って遊びました。
堰堤を巻くために通った急斜面では、大きな倒木や蜘蛛の巣などをかき分け、ぬかるんだ土の急斜面を草をかき分け進んでいきます。
沢歩きは、この道なき道を自分で開拓していく感じが楽しいです。
難しい滝もないので、楽しく歩いているうちにあっという間に最後の滝まで着いてしまいました。
このときはまだ余裕で、「私まだ行けますよ!」と偉そうな発言をしていたのですが、
この先の悲劇を予測しておらず・・・。
滝の横を高巻いて上に向かって伸びる踏みあと。
ここを登ると林道に出られる!とのことで、急斜面を登ることになりました。
しかし、つかむ岩はつかんだ先からぼろぼろとはがれていき、岩が全く信用できない。
ここでつかむところを間違えると沢底までまっさかさま。「絶対落ちない!」と自分に言い聞かせ、生きている木の根っこをつかみ必死で掴み這い上がりました。
こんなところをロープなしで登ったリーダー、すごすぎです。
ロープで確保していただき安全な状態になってからも怖すぎて、草を必死でつかみ、全身泥だらけになりながらやっとの思いで林道にたどり着きました。怖かった。
「なんちゃって沢」でも「ツメ」というものを体験出来て、冒険心が気持ちがかなり満たされました。来年までに少しでも技術力をあげたい。そしてビビりを克服したい。
マンツーマンでのご指導ありがとうございました。来年も楽しみにしています。