17日 黒斑山

天気:快晴 
参加者 : K村(リーダー)、I川、K野、I井、S藤、U田、W辺、F登
コースタイム :所沢駅発6:40~車坂峠着10:05~車坂峠発10:45~槍ヶ鞘11:55~トーミの頭12:10~黒斑山12:30着~13:10発~車坂峠着14:15

むかし雑誌でみたプリンのような浅間山の姿に魅せられ、ずっと行ってみたかった山、黒斑山。

気の遠くなるような渋滞をぬけて、車坂峠に到着しました。しかし駐車場の時点ですでに標高2000メートル。本当にありがたいです。

しばらくは緩やかな道を出発します。足慣らししながら歩く樹木の間からは青空がのぞき、合間から差し込む光で雪がキラキラと輝ききれい。しっかりとトレースもあり雪も踏み固められており、アイゼンの刃がよくききます。この冬は12本爪のアイゼンをよく使用していたため、軽アイゼンの軽さに感動を覚えながら、足取り軽くガレ場や樹林帯を進み、標高をあげていきます。日の当たる場所はもう雪がとけ、まるで夏山のよう。岩稜の上をアイゼンで歩くのは黒板をひっかく音のようでいつまでたっても鳥肌だなぁ・・・。そんなことを考えながらアップダウンを繰り返していきます。たまに開ける場所からは、北アルプスや八ヶ岳の眺望が見事です。

しばらく歩くと目の前に浅間山の姿がドーン!槍ヶ鞘に到着です。横を見上げるとずいぶん遠くにトーミの頭に向かいへばりつくアリのような人々。ここ登るのかぁ・・とうんざりしましたが、岩のごろごろした急な登りを慎重に登ると、意外とあっさりトーミの頭に到着しました。

そういえば、ずっと「トーミのあたま」だと思っていたけど「トーミのかしら」なんですね!

ここからの景色はいつまでも眺めていたくなるほど絶景です。べちゃべちゃの雪と格闘してきてよかった!

あともう少し。道幅の狭い樹林帯を進み、黒斑山の山頂を目指します。そして出発してから1時間45分。ようやく黒斑山の山頂に到着です。

雄大な浅間山の姿を堪能し、風もなく、日の当たる場所だと汗ばむくらいの穏やかな気候で、お昼休憩を取りました。

帰りは行きとは少し違うルートから下山。よくしまった雪でサクサクと下山し、あっという間に登山口に下山です。

雪山入門にはちょうどいい歩きやすいコースで、次回はぜひもっと雪深い季節に、樹氷と真っ白な浅間山を見に来たいと思いました。

リーダーのK村さん、ご一緒してくださった皆さま、楽しい充実した一日をありがとうございました。