17日 三国山から山伏峠

三国山から山伏峠     2019年3月17日(日) 晴のち曇

参加者 2名

 箱根外輪山ついに走破......!

 箱根外輪山最後のルートである。前回の11月の山行では男2人、今回も男2人の山旅で、いつものキレイどころの女性はいないのである。

 バスの車中からは、ススキで黄金色に波打っていた仙石原は、今は野焼きで黒く広がっている。桃源台バス停では時間が早いせいか観光客は少なかったが、ほとんどの人が外国人であった。桃源台からは芦ノ湖に沿って歩き、途中にあるキャンプ村をぬけ湖尻水門の脇をぬけて登り口に着く、ここから尾根を登っていくが、ゆったりとしたペースで尾根上の分岐に、左に行くとすぐに視界が広がり芦ノ湖展望公園に出る。駐車場もあり眺めはいいが、その代わり風が強く寒いので長くは居られないので先に進む事に......。

 黒岳から下ると芦ノ湖スカイラインが通る湖尻峠に着くが、三国山の先で登山道の崩落の為に通行止めの看板が有りロープが張られていた。やむなく三国山まで行きそこから戻ることにして進む事にする。

 三国山山頂はブナに囲まれて展望は無かった。ベンチが2つ有りここで昼飯をとるが、時より白いものが空から降りてくる。単独行の話では、崩落の所は迂回すれば何とか通れるとの事で、予定通り進む事にする。山頂から20分行くと道が無くなっている所に、完全にすっぽりと落ちているではないか。登山道と並行している車道まで登り、スカイラインを進みガードレールを乗り越えて強引に下ると登山道に出たのであるが、通行止めのせいか荒れている所が有り、倒木を通過するのが大変であった。

 山伏峠の道標を通過し少し行くと、レストラン「レイクビュー」のある展望台分岐に着く、ここも眺めは良いが、風の通り道か風が強く駿河湾が望める。ここからは広い草原の道と変わり、海ノ平ではフキノトウが咲いている。左に尾根を外れて樹林帯を行くのだが、これがきつくて長く感じたのだ! やっとの思いで「道の駅箱根峠」に着くも改装工事でトイレも使えないのである。箱根旧街道入口からの下りは、丸い石の石畳で歩きにくい所を風越坂、釜石坂、赤石坂、向坂と下って行く。箱根町港のバス停では観光客でいっぱいである。ここまで人のいない所を歩いて来たのでギョ! である。

 急行の箱根湯本行のバスに乗れたのだが、バスが早かったのである。新道が渋滞しているとの事で、普段は通らない細い旧道を走っているのだが、居眠りも出来ないうちに湯本駅に着いてしまった。ここからはロマンスカーで、ビールを飲みながら......。

〈コースタイム〉

小田原駅8:10=9:10桃源台9:26~湖尻分岐10:16~湖尻峠10:55~12:00三国山12:30~山伏峠13:23~海ノ平14:24=15:30箱根町港15:45=16:20箱根湯本駅17:10=新宿