16日(日)甘利山、千頭星山

◆甘利山・千頭星山 2019/6/16(日)

◆参加者:4名

◆コースタイム:甘利山駐車場 8:36 - 9:02 甘利山 9:10 - 10:20 御所山 - 10:47 千頭星山 - 11:02 標高

2,065m(昼食) 11:35 - 12:20 甘利山 12:37 - 12:56 甘利山駐車場

皇海山の計画が悪天候で中止となり、甘利山と千頭星山へ行ってきました。

甘利山は山梨県韮崎市と南アルプス市の境にある、レンゲツツジが有名な山です。

今の時期はお花目当ての観光客やカメラマンが多いようで、駐車場にはたくさんの車が停まっていました。

登山口から5分程のところに、富士山をバックにツツジの写真が撮れるビュースポットがありました。何人ものカメ

ラマンが高そうなカメラと三脚で撮影をしています。

そして「山頂まで300m」の看板を発見。標高差ではなく距離300m...... なかなか新鮮な表記です。

階段をのぼり、木道をわたり、無事に甘利山の山頂(1,731m)に到着! ここまで登山口から約25分です。

甘利山の山頂は広く平坦で、丘のようになっていました。

その丘の一面がレンゲツツジの群生地。鮮やかな青い空と、オレンジ色の花の対比がとても綺麗でした。

しばしお花畑を堪能したのち、千頭星山へ向かいます。

徐々にツツジは減り、カラマツの林や笹原の中を歩きます。前日の雨が残って滑りやすい箇所もありましたが、こち

らも概ね歩きやすく安全な道でした。道中、サルオガセの仲間がたくさん見られました。サルオガセとは ブナやカ

ラマツの樹皮に垂れ下がって付着する、とろろ昆布に似た菌類です。

とくに難所もなく、甘利山から1時間半ほどで千頭星山の山頂(2,138m)に到着しました。

木々に囲まれていて展望は全くありません。そんなに面白くもないので、写真だけ撮って引き返し、開けた笹原で昼

食をとりました。晴れていれば、もう少し進むと鳳凰三山が見えるスポットがあるようです。

聞きなれない名前の「千頭星山(せんとうぼしやま)」、調べてみると「千頭」つまり「たくさん」の獲物(シカ、イノ

シシなど)が獲れることからその名が付いたそうです。今回は動物の姿は見ませんでしたが、登山口のツツジが柵

で守られていたり、カラマツの幹にもカバー(?)がしてあったので、食害対策なのかもしれません。

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今回は行きませんでしたが、甘利山には椹池(さわらいけ)という池があり、大蛇にまつわる伝説があるそうです。

行きやすく 登りやすく お花も歴史も伝承もある甘利山。是非とも再訪したいです。

夜景の名所でもあり、富士山のシルエットと甲府盆地の街の明かりが同時に楽しめるそうなので、夜に来てみるの

も良いかもしれません。

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下山後は天然かけ流しの日帰り温泉「武田乃郷 白山温泉」に寄り、露天風呂を楽しみました。

たまには お散歩気分の登山も良いなと思った1日でした!

ご一緒した皆さま ありがとうございました。