<山行報告> 金時山

<山行報告>  平成26年12月13日(土)  快晴

<メンバー> k、M(お試し)

<タイム> 公時神社入口8:35 ~ 8:50金時神社奥の院 ~ 8:57金時宿り石 ~金 時 山9:26公時神社分岐~9:45金時山10:00 ~ 10:37長尾山 ~10:53乙女峠11:52 ~ 12:21乙女口 ~ 12:33公時神社入口

<報告>

 金時山は、言わずと知れた「金太郎」が住んでいたとされる山です。古い綴りは「公時山」だそうで、山中の標識にも、地図の中にも、いたるところで表記が錯綜していますので、上記タイム中の表記は、山中標識の表示に従いました。金時山は山の形が尖っているので猪鼻岳という別名もあるとおり、麓の公時神社入口から山頂まで、全く無駄がなく、一気に登り詰める、とても気持ちの良い登山ができる山でした。そんなことからか、金時山には毎日登ると言う方も大勢いるようで、山頂の金時茶屋には登山回数とともに氏名が表示された木板が暖簾のように吊るされていて、中には、4000回との記載もありました\(◎o◎)/!

 当日は朝から快晴で、登山口に着くまでは雲ひとつない青空にくっきりと聳える富士山を望むことができました。公時神社で安全祈願をしてから登り始めると、登山道は直ぐに両脇を霜柱に覆われるようになり、陽射しを浴びてキラキラと光る、まるで白い氷のお花畑の中を進むような幻想に陥るほどでした。登り始めて暫くすると金時神社奥の院がありますので、そこで2回目の安全祈願をして、山頂を目指しました。するとその上で、直ぐに金時宿り石がお出迎えしてくれましたので、大岩の間を胎内くぐりのようにすり抜けて、まだメタボではないと自分自身に言い聞かせ、勝手に納得していました。足元は気温が低いため固くしまっていて、とても歩きやすく、ときおり眼下に芦ノ湖や仙石原のゴルフコース群が良く望めました。そんなこんなで、のんびり歩いていると、登り始めて2時間弱で金時山頂上に到着しました。山頂からは富士山が真正面に聳えて見えますので、僅かながら雲がかかってしまいましたが、お約束の記念撮影をしたり、パノラマを楽しんで過ごしました。当初は山頂で昼食の予定でしたが、チョット風が冷たかったのと、時間が早かったので、展望の開けた尾根道を、乙女峠まで気持ちよく下ると、風の少ない場所で、展望の良いテーブルとベンチが空いていましたので、のんびり時間をかけて温かな昼食を楽しみました。乙女峠には富士山をバックに記念撮影ができる展望台が備え付けられていますので、同行のMさんにお願いして、何枚も記念写真を撮らせていただきました。乙女峠から乙女口までも良く整備された道で、木の根が縦横無尽に露になっているところでは少々気を使いましたが、無事に怪我もなく麓まで下山できました。下山後は、ごてんば市温泉会館でホッコリと温まってから、帰路に着きました。今回はお試し参加のMさんと二人っきりの山行でしたが、とても気さくな方でしたので、何の気を使うこともなく、とても楽しい登山をすることができました。また、体力や経験も十分な方でしたので、とても安心できました。