1~3日 栗駒山・秋田駒ケ岳

<日程>2016年10月1日(土)~3日(月)

<晴れ、最終日曇りのち雨>

<メンバー>K田リーダー、S間さん、M重

 <一日目 栗駒山コースタイム>

いわかがみ平12:16 ~ 13:24東栗駒山 ~ 14:15栗駒山14:45 ~ 15:01天狗岩 ~ 15:20栗駒山~ 16:16いわかがみ平

 集合の北朝霞から雨が降り出しましたが、前線は関東地方にはかかっているものの、東北地方は晴れ模様との予報通り東北道を北に向かうにつれ、青空の晴れわたった素晴らしいお天気に恵まれた一日目。今日は秋田駒ケ岳登山口である八合目駐車場までの移動のみですが、東北道から見えてきた遠くの栗駒山の景色があまりにも素晴らしく、「今日の様な天気に登ったら最高でしょうね~」と私が口走った言葉に、「じゃあ、これからのぼるか?」と、リーダー!ええっ?大丈夫ですか??S間さんは?「御意に!」 (笑)

 予定していた月曜日の登山日の天気が悪くなりそうだった事もあり、急遽登ろうという事になり、いざ栗駒山へ。次の一ノ関インターを下り、いわかがみ平の駐車場に12時前には到着。何と言う素早い行動!身支度を整え登山開始、紅葉の栗駒山にわくわくします。東栗駒コースは、樹林帯を抜け川を渡り、少し登った所から見晴らしが良くなり、真っ赤な実をつけたナナカマド、カエデ、ブナ、ハイマツ、etcが赤や黄色や緑の色彩がまるでパッチワーク模様の様に鮮やかに山一面を彩り、まさしく「錦秋」とはこのこと!!綺麗だぁ~を連発しパチリパチリと写真を撮りながら、東栗駒山を過ぎなだらかな稜線をゆっくりと進んでいきます。山頂で遅い昼食を済ませ記念撮影をし、天狗平まで行き、下りは中央コースでおります。ここでも見渡す限りの紅葉の景色を堪能しながら、ゆっくりと楽しみながらの下山。

栗駒山の紅葉は、「神の絨毯」と表現される通り、山一面に広がる紅葉は、今までの少ない私の山の紅葉経験の中で、最高の景色です!低木群落の為眺めが良く、視界を遮らないのでずっと紅葉が楽しめる下山道です。冬の寒さと雪の為、お山全体が低木なのでしょうか?名残惜しい思いを抱きながらいわかがみ平駐車場に無事到着。

急な変更の栗駒山登山となりましたが、最高の天気の中、素晴らしい紅葉を堪能することができました。迅速な行動で対応していただいたK田リーダー、楽しくご一緒していただいたS間さん、どうもありがとうございました。

「日本百名山」のあとがきで、「栗駒山も百名山に入れるべきであったかもしれない」と深田久弥が記している様ですが、秋晴れの青空の下、この栗駒山の紅葉時期に登っていたならば、間違いなく「日本百名山」入っていたでしょうね。う~ん、残念。 

<2日目コースタイム> 八合目駐車場6:18~6:50片倉岳~7:35阿弥陀池避難小屋~8:01男女岳~8:43男岳~9:38駒池(ムーミン谷)~10:02横岳分岐~10:43横岳~12:09湯森山~12:54笹森山~13:30八合目駐車場

さて、栗駒&秋田駒ツアー2日目!  前日の栗駒では真っ赤に染まった紅葉を満喫! 

もうお腹いっぱい!  しかしまだまだ食べられるのだっ!

今日も朝から晴天! そして、予定変更で今日は下山後の移動なし。 時間はたっぷり!

出発地点からすでに紅葉満載の景色で、1300m程度の標高でも高い木がなく、赤や黄色に色づいた山々を一面に見渡す事が出来ました。

片倉岳を越えた辺りから前方に鳥海山が、後ろに岩手山が綺麗に見えてきました。

写真をパチパチとりながら、標準コースタイムをはるかにオーバーして、阿弥陀池に到着。 

池の向こうに見える避難小屋の三角屋根が、なんとも可愛く周りの風景に溶け込んでいました。

男岳へ登ると、その山頂からは、紅葉の麓に田沢湖がきれいに見えました。

青森から来ていたご夫婦曰く、何回も来ているけど、こんなに綺麗に見えたのは初めてなんだとか。

なんて幸運! この場所を離れてしまうのが勿体なくなってしまう程の素晴らしい景色でした。。

そしていよいよムーミン谷へ!

男岳から下る道からは、ムーミン谷全貌を見下ろすことが出来、谷の中央に出来た小さな噴火口が木々に覆われ、やわらかいロールケーキの様に見えました。

谷に降りると歩きやすい木道が続き、紅葉につつまれ のんびりお散歩です。

駒池に着くと、周囲の山肌が水面にくっきりと映り、紅葉が池に浮いているみたいでした。

名残惜しみつつムーミン谷を後にし、横岳へ。 この横岳へ続く道は、季節にはコマクサの群落がみられるそうで、咲残ったコマクサを一輪だけ見つける事ができました。

そして横岳へ到着。 眩しい快晴の中、岩手山を前方に見ながらの昼食でした。

ここから湯森山、笹森山を経由して、八合目駐車場まで帰りました。

出発からゴールまで、どこも息を飲むほどの見事な紅葉で、心洗われる山行でした。

最終日には、乳頭温泉のひっそり鄙びた温泉にも浸かり、充実した3日間をありがとうございました。 

タグ:

| |