9日(土)奥多摩 高水山~棒ノ折山

L:K村(満)、A畑、I井、K野、I田、S水(記録)
軍畑駅7:55~9:28常福院~9:42高水山~10:14岩茸石山~11:34雨沢山(ランチ)
12:07~12:35黒山~13:20棒ノ峰~13:57岩茸石~15:30さわらびの湯バス停

今回の山行は、夏山に向けての脚慣らし、という事でK村リーダーが企画して下さいました。
冬はどうしても運動不足になりがちです。
少し体に喝を入れる為に参加させて頂きました。
朝7:45、青梅線の軍畑駅に集合。軍畑という駅名は、知っている人は勿論読めますが、
奥多摩の方まで来た事のない人は何て読むのか分かりませんよね。私も最初は[ぐんばた]なんて読んでしまいました。
ガイドブックによると、この辺りは、北条氏と三田氏が交戦したらしく、
戦国時代の古戦場でその名が残されたと言う事だそうです。

軍畑駅を出て、左手に進み、踏切を渡って車道を暫く行くと高水山登山口の標識があります。
標識に導かれ、暫く登り高源寺を通り過ぎ、
杉や檜の樹林帯を登って行くと上成木からの合流する常福院に出ました。
ここでひとまず大休止。
水分補給やおやつを食べて休憩を取ります。
休憩しているうちに風が出て来て、寒くなってきたので皆、上着を着て再出発です。
冬のハイキングは体温調節が難しいですね。
登りはどうしても汗をかいてしまうので、
ちょっと休憩を取ると汗が冷えてしまい、寒くなってしまう、この繰り返しです。

奥多摩ハイキングの入門コースで、よく高水三山が紹介されていますが、
今回はそのうちの二山、高水山と岩茸石山を登り、さらにその先の黒山、棒ノ折山へと縦走します。
いつもよりロングコースなので、あまり休憩は取らず先へと進みます。
岩茸石山まではチェーンスパイクを付けずに登りましたが、
岩茸石山でチェーンスパイクを装着し次の黒山へと進みます。
黒山への道のりは始め北斜面で下りなのでチェーンスパイクをつけて大正解でした。
黒山までは小さなアップダウンがあり、少し下るたびに「また下るの~!?せっかく登ったのに~!」
なんてつぶやきながら歩き通し、今日最後のピーク、棒ノ折山に到着。
棒ノ折山の山頂は木道と、ちょっとした広場を整備中で、
掲示板によると令和6年3月22日に出来上がるらしいです。
山頂には、みごとな桜の木が何本もあり、花の満開の頃は素晴らしい景観を楽しめるだろうな、と思いました。
棒ノ折山から権次入峠に戻り、そこからさわらびの湯方面へと後は長い下りが続きました。
下山したさわらびの湯には新しく、[ノーラ名栗]と言うアウトドア施設が出来ていました。
こちらではフィンランド式のアウトドアサウナやグランピング、北欧風のBBQが楽しめるという事です。
最近のキャンプブームにあやかってか、暫く来なかった名栗の山里がオシャレになっていて、月日を感じました。
今回は、前日に東京でも雪が降ったので、山の積雪具合によっては予定通りに歩けないかも?
との心配もありましたが以外に雪も少なく、予定通りに歩け、ちょっとした雪山歩きも楽しむ事が出来ました。
リーダーをはじめ、ご一緒の皆様、ありがとうございました。