7日(土)平標山~仙ノ倉山

コースタイム:7時間36分 16.0km  上り1,450m  下り1,456m

登山口08:38-四合目09:40-松手山-10:14-一ノ方11:14-平標山11:41-

仙ノ倉山13:00-平標山13:57-平元新道登山口15:21-登山口16:14

 

(まとめ)

 快晴の下、平標山〜仙ノ倉山を縦走。猛暑の登りに汗だくになりつつも、雪残る山々と高山植物、涼風の稜線歩きを堪能。下山後は温泉で疲れを癒し、全員無事に充実の山行となりました。

 

(詳細編)

 朝6時10分、新座駅を出発。リーダーの車に乗り込み、爽やかな朝の空気の中、登山口を目指しました。今回は経験豊富なベテランが揃い、車内には笑い声が絶えず、和やかで頼もしい雰囲気。道中の混雑も少なく、順調に8時半頃に現地へ到着。駐車場はすでに満車でしたが、係員の案内で臨時駐車場へ。

 空には雲ひとつなく、登山開始と同時に、まるで真夏のような強烈な日差しが降り注ぎます。汗が滝のように流れ、エネルギーも塩分も容赦なく奪われていきますが、それでも前に進む足は軽やか。途中、塩飴やアミノ酸で体をいたわりながら歩を進めます。11時40分、平標山の山頂に立つと、そこには谷川岳や尾瀬、朝日岳など、遥か彼方まで広がる雄大な山々の景色。青空と残雪、そして下界の深い緑が織りなす絶妙なコントラストに、思わず言葉を失いました。そこから仙ノ倉山までは、風そよぐ稜線を歩く心地よい時間。ヤマザクラやシャクナゲが彩る道を、涼風に包まれながら進みます。自然と笑顔がこぼれ、心も身体も解きほぐされていくようでした。

 下山は樹林帯を通り、再び蒸し暑さに包まれながらも、静かな森の気配に励まされて歩き続けました。無事下山後は、鉱質豊かな温泉に浸かって体を癒し、地元の味覚とともに登山の余韻に浸りながら帰路へ。今回も怪我やトラブルなく、充実した素晴らしい山行となりました。仲間と山の神様に深く感謝します。