3日（土）　戸倉山　リーダーＳ藤

〈天気〉晴れ
〈メンバー〉リーダーS藤(繁)、M崎、S水、I井（記）、(お試し)I原(伶)
〈コースタイム〉戸倉山キャンプ場9:22～馬止の松9:55～金明水10:55～
　　戸倉山西峰11:20～戸倉山東峰11:35(写真タイム)11:59～避難小屋
　　ランチタイム12:47～馬止の松13:51～戸倉山キャンプ場14:14
南アルプスと中央アルプスの間にある独立峰で伊那富士ともいわれる戸倉山へ行っ
てきました。
戸倉山キャンプ場が登山口ですが、キャンプ場は現在営業していないようで駐車場
に停まっていた車は2台だけでした。今日は静かな登山になりそうです。登山口を
出発し、バンガローが立ち並んだエリアを抜けるといきなり急登が始まりました。
辺り一帯広葉樹の落ち葉の絨毯が広がった道をしばらく登っていくと早速中央アル
プスが眺められる絶景ポイントが現れました。少し雪化粧した木曽駒や空木岳のダ
イナミックな姿が見られました。それから「上の森コース」の分岐を過ぎると傾斜
は少し緩やかになりやや広めの尾根道となりました。「５合目」の札を通り過ぎ「
みはらしの丘」に着くとそこも名前の通り中央アルプスと市街地が見渡せる絶景ポ
イントでしばらく撮影タイムとなりました。この辺りから風が出てきて寒くなって
きたのでそれぞれ防寒着などを着て寒さをしのぎました。「猿の松」という特徴的
な形の松があり、さらに樹林帯を登っていくと東屋があり、そのそばには「金明水
」という水場があり、山の斜面から突き出た管から豊富に水が流れ出ています。近
くに沢の音がしている訳でもないのにどこから水がきているのか不思議な水でした
。さらに風が強くなる中きつい上りを頑張って登っていくとやっと戸倉山山頂に到
着。戸倉山は西峰と東峰からなる双耳峰で西峰からは中央アルプスと北岳～赤石岳
が、東峰からは甲斐駒、仙丈、北岳～塩見岳の稜線が眼前にド～ンと見え、北の方
に目をやると北アルプスを望むことができました。いつの間にか雲が取れて風も治
まっていたのでしばらく絶景撮影タイムとなりました。その後西峰と東峰の間に位
置する避難小屋の中でゆっくりランチタイムを取りました。下山は元来た道を戻り
ます。地面が落ち葉で隠れているのででこぼこに足を取られないように注意しなが
らキャンプ場まで歩きました。
帰りにはこまくさの湯に寄り、汗を流して帰途に着きました。晴天の下で絶景をた
っぷり見ることができてとても楽しい一日でした。ご一緒してくださった皆様、ど
うもありがとうございました。