3日(金)~4日(土)裏巻機渓谷&古峰山

メンバー:K田(L)、H谷、B東、S能、M山(記)
コースタイム:
(11/3)裏巻機渓谷:みやて小屋12:23~12:45不心得の岩~13:19割引岳登山口~13:27不動滝~
14:00夫婦滝~14:10取水口~14:10みやて小屋
(11/4)古峰山:登山口駐車場8:16~8:21第一渡渉点~8:48第二渡渉点~9:07稜線上~9:46古峰
山頂上~12:28林道~10:49登山口駐車場
2度目の裏巻機渓谷&古峰山(2022/11/03.30days参照)。昨年は渓谷に映える紅葉、燃えるように
赤い360℃大パノラマが印象的でした。今年は計画がパワーアップし、バンガローに泊まって嬉し楽し
美味しいBBQ付きです。まずは高速を降りてスーパーで買い出し、キャンプ場にチェックインしてから
裏巻機渓谷に向かいました。
お昼頃のスタートになったので、早朝から散策している人たちとちょうど入れ違いですんなりと駐車場
に停められました。越後三山のひとつギザギザの八海山がくっきりと見えています。歩き始めてすぐに
渓谷の紅葉に目を奪われます。向かいの山の赤や黃の紅葉と空の青のコントラストが美しい。ここ裏
巻機渓谷は知る人ぞ知る紅葉の名所で行き交う人々は割と年齢層が高めな感じです。コースは渡渉
や渓谷沿いに岩がくり抜かれたようなプチ下ノ廊下のようなところ、登山道の幅はある程度広いものの
足元は切れ落ち、遥か下には透き通った五十沢川が流れていたりとなかなかスリリングです。しばらく
美しい紅葉を眺めながら歩くと分岐があり、五十沢川の河原へ降りて不動滝を下から見上げるスポット
があります。これがまた美しい。目の前に豊かな水量の滝、立派な滝壺、大きな岩、そして見上げると
一面の紅葉と青空。素晴らしい景色です。30daysを見返すと同じ場所で昨年と同じポーズで写真を
撮っていて笑っちゃいました。
夜はお楽しみの神田シェフのBBQ!テーブルクロスがかけられたお席に座り、炭火で焼き立てのご
ちそうが出てくるのをビール片手に待ちます。ステーキ、サンマ、にんにく、エビ、焼きそばetc…もう最
高!バンガローはトレーラーハウスでエアコン、コンセント完備、窓に網戸も付いていて虫だってへっ
ちゃら、ロフトを含めて大人5人が余裕で寝られる快適空間でした。たまにはバンガローもいいかも。
翌日は古峰山へ。昨年とは違う周回コースを時計回りに歩きました。古峰山は標高710mと高尾山と
さほど変わらないくらいですが、いきなり渡渉から始まり、落ち葉にうもれてしっとりと湿った急坂を直登
していきます。足元は滑りやすく下山では使いたくない道です。やっとの思いで稜線に出ると先行者3
名に遭遇、地元の人ぞ知る古峰山でこんな大人数に出くわしたことがないと驚かれました。
ここからは360℃見渡す限りの紅葉パラダイスです。昨年は燃えるような赤が印象的でしたが、今年
は黄色が優勢なのか、夏の気温が高すぎてなのか赤い葉がちょっとチリチリに焦げて茶系になってい
るようなところもありましたが、やっぱりこの景色は最高です。色とりどりに紅葉した周囲の山々に囲ま
れた古峰山に立っていると、静かな山の中で秋の気持ちのいい空気と360℃から紅葉を浴びている感
覚になってとても気持ちがいいです。
ひとしきり紅葉を堪能し、お腹も空いてきたところで下山開始。梯子あり、ザレた急坂の続くなんとも
いやらしい道です。時々トラロープがあるけれど結び目がなくつるつるなので持っても滑ってしまい支え
にはなりません。案の定1mほどシリセードしました。
登山道の終わり頃に連絡通路→という看板があり、杉林をしばらく行くとスタート地点のすぐ近くの渡
渉ポイントへ戻ってきました。連絡通路は山と高原地図には載っておらず駐車場までしばらく林道歩き
なのかとしょんぼりしていたのでホッとしました。やっぱり古峰山は低山ながらなかなかの変化に富ん
だ、低山とは思えない最高の景色の山でした。
おなかが空いた一同は「うまい蕎麦が食べたい」「魚沼産こしひかり」など口々にリクエストし、近くの
お蕎麦屋さんに立ち寄り、本気丼というどデカ盛りや新米&お蕎麦の贅沢ランチをいただきました。さ
らに道の駅で地元の新鮮野菜や魚沼産こしひかりの新米などをゲットして、たくさんの秋をめいっぱい
満喫した2日間でした。ぜひ来年も行きたい山行です。K田L、ご一緒してくださった皆さまありがとうご
ざいました