22日(土) 岩登り講習会part2(日和田山ゲレンデ)K田

メンバー : K田L、H谷、I原、S能、M山(記)
念願の岩登り講習会に初参加です。高麗駅は気持ちの良い快晴。
ゲレンデに向かう途中にはヤマフジが見事に咲いています。
先週の岩登り講習会は雨上がりの濡れて滑る岩やヒョウに降られて
大変だったなどと聞いていたらあっという間に男岩に到着しました。
先週に比べて人数は少なめですが、アイゼンを装着して登っている人などガチクライマーが多い様子。
易しいコースを登りたいけれどタッチの差で男岩南面はいっぱいに。西面に移動し一番左端にロープをセットしました。
ひとりずつ順番に登っていきます。
ハーネス、ヘルメットを装着、エイトノットでロープを自分のハーネスにつなぎ、ビレイしてもらいながら少しずつ登っていきます。
地上から見ていると簡単そうに見えてもいざ目前となると岩壁が垂直に感じて手がかり、足がかりを見つけられずなかなか登れません。
ロープをつけているとはいえやっぱり怖い。途中であきらめ「降りまーす」と声をかけ懸垂下降で着地、ホッ。
しかし、むさしのの野口啓代ことH谷さんはすごかった!S能さんのクライミングシューズ
をお借りしてトライ、決してあきらめず2度目の挑戦で登頂成功!さすが!みんなで「がんば(クライミングの掛け声なんだそう)」と応援しました。
I原さんは前回ご一緒した星穴探勝路に続き今回も
「あーこわい、こわい」と心の声がダダ漏れしながらも先週の記録をはるかに上回るところまで登り、
S能さんはビジュアルも含めてガチクライマーっぽく難しいルートを選んで登頂、K田さんはもちろ
ん登山靴のままで登頂成功です。やっぱりすごい!
午後は南面のルートに移動。一番上がかなりハングしています。なんとかハングの下まで到達、し
かし怖さと疲労で足がプルプル、緊張で喉はカラカラ。右側の岩は斜め下向きで足を置いてみても
滑り落ちそうで力が入りません。なかなか足がかりを見つけることができず疲労感だけが募り、もうだめ...とあきらめ「降りまーす」と宣言。
ところが地上からニヤリとするK田L。「左のガバを掴んで」「足を○○に置いて」「がんば〜」さまざまな声が飛んできます。
ガバってなに?掴めるの???前にも後ろにも上にも下にも進めず絶体絶命状態。
くじけそうになる気持ちを奮い立たせ、なんとか足がかり
を見つけ必死でガバと思われるところを掴み、無理くり体を挟んで押し上げて登頂!腕も足もプルプル...。
後ろのグループの女性が「手で登っちゃった、足で登らなきゃ」と呟くのを聞き、なるほど!
必死すぎて全身使っちゃいました!ロープワークはエイトノットの他に、インクノット、プルージック、
フィッシャーマンズノットを習いましたが...あれ?あれれ?また次回も教えてください!
帰り道には道端の無人販売所でスナップえんどうをゲットし、いつもの中華屋さんでカラカラの喉
をしっかりと潤して帰宅しました。初めての岩登り講習会はスリリングで怖かったけど、とても楽しかったです。
今シーズンはキレットや沢にチャレンジできるといいな。
K田L、ご一緒してくださった皆さまありがとうございました。