20日(土)~21日(日) 恵那山 リーダー:K田

山行報告

恵 那 山

2021年11月20日〜21日

メンバー K田(L)、B東、F登、H田、M山(記)

コースタイム 

神坂峠駐車場6:13~7:20ウバナギ~8:18テングナギ~9:50恵那山最高点~10:07恵那山頂上10:20~10:23避難小屋11:00~12:45大判山~14:06神坂峠駐車場

中央道を順調に走り10時過ぎには中津川に到着。K田さんから島崎藤村の夜明け前ってもちろん知ってるよな?と「木曽路はすべて山の中である」など有名な一節をいくつか教えてくださいましたが、木曽路といえばしゃぶしゃぶ!というレベルですみません。早々に栗きんとんの店を見つけお土産をゲット!すっかり旅行気分の一行は馬籠宿へ。石畳の急な坂道に宿場が連なっていてそこだけタイムスリップしたような素敵な街並みがありました。快晴の空に恵那山が美しく映えて見えます。K田さんが島崎藤村記念館に行ってる間に散策、ソフトクリームを食べ、お土産屋さんで木曽杉のまな板をゲットしました。その後地元のスーパーで食材を買い込み萬岳荘へ。山道を車でぐんぐん登って行きます。途中道路がキラキラ光り凍っていました。

萬岳荘は2階建でテラスがついた、まるでペンションのような素敵な小屋で、隣にはBBQ棟があり薪をくべられる暖炉があります。BBQ棟のすぐ横にそれぞれのテントを張りました。薪を焚いて暖を取りながら楽しい宴会タイム!定番の椎茸シーチキンマヨ、牡蠣入りピリ辛鍋など豪華ディナーを楽しみ、いい感じになった頃、萬岳荘は日本一の星空で有名ということで、少し上のテントサイトまで満点の星空を見に行きましたが、満月の月明かりが眩しすぎてほとんど見えませんでした、残念っ。

翌日は早朝からテントを撤収し日帰り装備で神坂峠から登り始めます。アップダウンを繰り返し笹の繁る稜線を歩きます。見通しが良くところどころ山肌が崩れているところが見えます。大判山の辺りで恵那山のなだらかな山容が見えてきました。昨日の晴天とは打って変わって山頂には分厚い雲がかかっています。地面にちらほら残っていた雪がテングナギから先は本格的に積もり、滑る足元に気を取られてしまいます。さらに急登になってきたのでチェーンスパイクを装着しました。チェーンスパイクは百人力です!滑りません。ここからはひたすら雪の急登を登ります。恵那山は古事記にも登場する歴史ある山岳信仰の山だそうで、次々とお社が出てきます。山頂の手前の何でもないところに簡易な看板の恵那山最高点があります。山頂よりも高いのだそう。ほどなくしてようやく本物の山頂に到着。他のコースから来たたくさんの元気なおじ様おば様方で賑わっていました。樹林帯の中にある山頂は全く眺望がありません。そこに10人ほど一度に登れる櫓がありました。登ればきっと素晴らしい景色が見えるのだろうと登ってみましたが、雲で覆われ真っ白、何も見えません。これだけの人が登るのだから、晴れていたらきっと遠くに御嶽山や木曽駒ヶ岳が見えるのだろうかと目をつぶってみたり…。何より深田久弥さんはどうして恵那山を百名山にしたのだろうと…悶々モンモン。馬籠宿から遠くに見えた恵那山はとても美しく、登るだけでなく遠くからの山容も選定の要素なのかと思いました。

前の週の古賀志山山行(K田L)にキモを焦がされた痛手が覚めやらぬまま恵那山に臨みましたが、楽しい観光&BBQと穏やかな恵那山の山容にホッとしました。恵那山が2回目なのに計画してくださったK田さんに感謝です。皆さま楽しい山行をありがとうございました!

 

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