3~4日 庚申山~鋸山~皇海山

<メンバー>    リーダー:K、S、M、Y(記)

<コースタイム>

6/3   銀山平キャンプ場9:25~10:35一の鳥居~11:52庚申山荘12:25~(お山めぐりコース)~14:23庚申山荘

6/4   庚申山荘4:45~5:52庚申山~6:57薬師岳~8:04鋸山~9:35皇海山~10:58鋸山~12:23駒掛山~14:19コウシンソウ自生地 ~14:59庚申山荘15:25~17:11銀山平キャンプ場

今回は2日間とも晴れの予報で、天気の心配なく行ける、あとは2日目のコースタイムの12時間はどんなものかな、と思いながらスタートしました。

銀山平キャンプ場までは5月下旬に脱線した、わたらせ渓谷鉄道(6月10日より再開)沿いの道路を車で行きました。緑がとてもきれいでしたが、風はまだ冷たく感じました。

銀山平キャンプ場駐車場から、歩き始めてすぐの場所に足尾温泉の施設がありましたが、残念ながら、工事中でした。少しずつ川沿いを上る車道を行き、ガードレールのへこみなどを見て、落石が多いことが分かりました。1時間ほどで、庚申山入口、朱色の一の鳥居がありました。沢沿いの樹林の中を進む道は気持ちよかったです。途中には鏡岩や夫婦岩など大きな岩がありました。また、庚申山荘のバイオトイレに木屑を運びながら登る休日の管理人さんに会いました。庚申山荘に荷物を置き、お山巡りに向かいました。「この先は上級者向きのコースです。」という看板があり、進んでいくと、ハシゴあり、クサリあり、岩くぐりありの道でした。そんな中で、ピンクや白のツツジがきれいに咲いていました。小さな花も赤や黄、紫に色づきながら、咲いていました。目的のコウシンソウを見つけることができず、また、明日見つけようということになりました。夕食はK田さん自家製煮豚と煮玉子、野菜豊富のメニューをいただきました。栄養豊富で感謝でした。ごちそうさまでした。

翌日、朝4:45から、登りがいのある山道を歩き、庚申山1892m頂上へ。その後、薬師岳へ。ここからストックをしまい登り下りで○○山という看板の通過を繰り返し、ロープやクサリで岩を下ったり、登ったり、鋸山に到着したときはホッとしました。皇海山に向かい、不動沢のコルでは皇海橋からの人と合流しました。その人たちで道に渋滞が起こるほどでした。皇海山頂上2143mでは写真を撮って下りてきました。ここまでで5時間の歩行時間。コウシンソウ鑑賞のお山巡りをするために、六林班峠の方には行かず、来た道を引き返すことにしました。ここからはひたすら歩き続けました。鋸山を通過し、薬師岳でストックを出したときはホッとしました。お山巡りの分岐まで来たとき庚申山荘はここから近いけどなあ、と思いながらも、「この時期しか、この場所でしか、観ることができないコウシンソウ」と自分に言い聞かせながら、歩いて行きました。皆さんの熱意のおかげで、岩にくっついて、見過ごしそうな、とても小さなコウシンソウを観ることができました。この小さな食虫植物に入る虫はすごく小さいのだな、と思いました。本当に観ることができてよかったです。その後、庚申山荘で荷造づくりをして、下山しました。2日目終わって、休憩も合わせて12時間だったコースタイムを見て、なかなか中身のある、濃い内容の山行だったなあ、と思いました。自分だけではなかなか歩くことがないコースでした。K田さん、S水さん、M山さん、本当にありがとうございました。


タグ:

|