26日(土)・27日(日)双六岳

<コースタイム>

(1日目)鍋平園地駐車場4:55~5:32奥飛騨温泉郷観光案内所(新穂高センター)~

5:47双六岳登山道入り口5:52~6:52わさび平7:14~11:20鏡平山荘11:44~12:44弓折乗越13:01~14:29双六小屋テント場(泊)

(2日目)双六小屋3:50~5:20双六山頂5:30~6:20双六小屋テント場7:20~8:50弓折乗越~9:31鏡平山荘~12:44わさび平小屋13:03~13:40双六岳登山道入り口~

13:45奥飛騨温泉郷観光案内所(新穂高センター)

 

今回は双六小屋テント場のソロテントデビューということで参加させていただきました。7月25日(金)21:00に府中本町駅に集合し、ザックをFァンさんの車に積んで、出発しました。26日(土)午前1:00ごろ新穂高駐車場に着きました。はじめは深山荘近くのP5の駐車場に入りましたが、満車だったので、P8の駐車場へ行きました。一度は駐車したのですが、トイレが遠いので、トイレが近い場所に駐車できるP9の駐車場に移動しました。駐車場で見た夜空は満天の星でとても綺麗でした。車の中で仮眠をとり、4:55駐車場を出発しました。登山道入り口までの道のりが1時間弱かかり、有料でも近い駐車場をインターネット予約した方がいいのかなと、話しながら進みました。風穴、笠ヶ岳入口を過ぎて、わさび平小屋に着き、やっとザックを下ろしました。何年か前に来た時より、トイレや小屋がきれいでした。その後の小池新道は石がきれいに整備され、本当に歩きやすくてありがたかったです。とはいえ、階段をずっと登り続けるのと同じなので、顔から流れる汗の量は大量でした。やっとやっと鏡平山荘に到着。水を1ℓ(200円)補充し、弓折乗越までの登りに向かいました。弓折乗越付近は花が多く見られ、双六小屋までの道は次々と花を見ながら進める、と思っていました。ところがだんだん曇行きがあやしくなり、周りは真っ白。花は見られなくても、ライチョウに会えるかもしれないと思いながら歩いていると、ポツ、ポツと音がしてきました。もしや本当にライチョウかな?と思っていたら、音が激しくなり、ザーッと雨が降ってきました。ザックカバーとレインスーツを着用するのに手こずり、服もザックもビチョビチョに濡れてしましました。この後、雷も鳴り出し、黙々と歩きました。テント場でも雨が降っていて、とにかくテントを早く張って、荷物をテントの中に入れないと、と奮闘しました。何とかテントを張り終わり、小屋に缶ビールを買いに行きました。夕食の準備を守山さんが手早くしてくれて、少しの雨上がりの合間に「乾杯!」をすることができました。カマンベールのしょうゆ焼き花かつおまぶしと、自家栽培のピーマンをおいしくいただきました。ご馳走様でした。濡れたものをテントの中に広げながら乾かし、寝ることとなりました。

2日目、3:50双六小屋を出発し、双六岳に向かいました。日の出をとらえることができるか、朝からせっせと登りました。山頂に行く途中の平らな道で、日が昇りはじめ、撮影タイムが始まりました。槍ヶ岳を背にしたり、朝日に向かったり、広がる山並みの景色を満喫しました。気づいてみると、まだ、頂上に行っていなかったね、ということで頂上に行き、テント場に下山しました。テント場に戻り、濡れたテントを撤収し、下山を始めました。チングルマの綿毛に露がついて光っているのが綺麗でした。1日目に雨の中を歩いた道には、さまざまな花が咲いていて、目を楽しませてくれました。また、この時は槍ヶ岳もくっきり見えていました。ただ、この日もお昼を過ぎると雨予報がある、ということで、ゆっくりはできない下山となりました。鏡平山荘から小池新道、わさび平から新穂高の登山口まで、とにかく足を動かし進んだ、という感じでした。奥飛騨温泉郷観光案内所からファンさんひとりが駐車場に車を取りに行ってくれました。感謝、感謝です。ひがくの湯に立ち寄り、登山者食堂で定食を食べ、帰ってきました。初リーダーのFァンさんやM山さんの心配りには何度も助けられました。いろいろな経験もでき、有意義な山行でした。ありがとうございました。