22日(日)秋田駒ケ岳
<コースタイム> 八合目小屋6:41~8:00男岳~8:30阿弥陀池避難小屋
8:44~8:58男女岳~9:13阿弥陀池避難小屋
9:21~9:31横岳~10:24八合目小屋
東北も梅雨入りとなり、21日土曜日は曇り、22日日曜日は午後から雨の天気予報で、22日午前中に登って、下りてくることができればいいなと出発しました。今回、K田さんとFァンさんの車2台で移動し、仙台で一人、田沢湖駅近くのスーパーで一人合流し、予定通り無事に10名が集まり、休暇村乳頭温泉キャンプ場に向かいました。キャンプ場は自分たちだけの貸し切り状態で電源もあり、広々とテントを張ることができました。乳頭温泉に入浴後、夕食の宴会では曇りで日が差すこともなく涼しい中で、楽しい時間を過ごしました。ただし、蚊が非常に多く、数多く刺されました。
夜中に雨が降りましたが、テント撤収の朝4時頃、雨はやんでいました。
アルパこまくさ駐車場に移動し、そこからバスで駒ケ岳八合目に行きました。雨にいつ降られてもいいように、レインスーツを着用し、ザックカバーを付けて、登り始めました。雪が残っている所を通り。イワカガミや黄色の花がたくさん咲いている道を行きました。霧や小雨が降る中、チングルマが道の両側に敷き詰めるように咲いているのを見ることができました。木道歩きが続き、阿弥陀池が見えてくるあたりから、強風が吹いていて。男岳頂上で写真を撮り、すぐに下山しました。阿弥陀池避難小屋に着くまでに強風と小雨が足元をふらつかせ、木道から滑り落ちそうになりました。天候が悪かったので、小屋に休憩する人が多くいました。休憩後、強風の中、男女岳(おなめだけ1,637m)に向かいました。阿弥陀池の上にかかった木道で、強風にあおられると池に落ちそうでした。強風に負けないように立ち止まり、風向きを考え、階段状の登りを強風に向かいながら一歩一歩、足を動かし、黙々と歩きました。男女岳(おなめだけ1,637m)の頂上は写真を撮ることも大変なくらいの風で。秋田駒ケ岳の標柱にしがみつき、手にした標識も重かったのですが、風に飛ばされそうになり、写真を撮るまで必死にしがみついていました。すぐに下山し、阿弥陀池避難小屋に戻り、またすぐ下山を始めました。強風が横から、背中から押してくるので、足を踏ん張って進みました。横岳、焼森(1,551m)を過ぎて、コマクサがひとつ、ふたつと、ロープで保護されている場所に咲いていました。最後まで、さまざまな色の花を見ながら、無事下山しました。八合目からバスでアルパこまくさ駐車場に移動し、自然ふれあい温泉館で入浴しました。2度も温泉に入ることができるとは最高でした。
運転手のK田さんとファンさんに、遠くまで長時間の運転をしていただいたおかげで、この時期の東北の山に咲く花をたくさん見ることができました。ありがとうございました。ご同行してくださった皆さん、あっという間の2日間、楽しい時間をありがとうございました。