13日(日)日光白根山 リーダー:K田

【山行報告】日帰りハイキング

丸沼高原~日光白根山(2578m)

2020年9月13日(日) 晴後曇一時雨

参加者  5名

歩行時間  ゴンドラ山頂駅~(0:35)~七色平~(1:00)~森林限界~(0:35)~日光白根山~(0:50)~弥陀ヶ池分岐~(1:10)~山頂駅(計4時間10分)

昔はロープウェイを使って日光白根山に登るなんて邪道だなどと息巻いていたのに、今では日光湯元から登るなんて無理!の体たらく。というわけで丸沼高原スキー場から日光白根山を目指しました。

前日の天気予報は、西から寒冷前線が迫り、昼には雨が避けられないという予報。K田Lの英断で、登山決行となりました。朝の関越自動車道では途中けっこうな雨が降ってきて、皆今日は無理かなという雰囲気でしたが、沼田から日光方面に走っていくと、こころなしか秋の色が混じっているようなきれいな青空になりました。ゴンドラ山頂駅に着いても晴れていて、俄然やる気が湧いてきます。

8:40登山開始。最初は遊歩道のような道、鹿柵を抜けて樹林帯をしばらく歩くと七色平分岐、ちょっと寄り道です。七色平はこじんまりした湿原で避難小屋(土間のみ)があります。コースに戻るとその先から本格的な登りが始まりました。樹林帯の中、トラバースぎみに急登を登っていきます。K田Lの「あと何分」が当てにならないなどと話しながら登ること一時間、10:15ようやく、森林限界を抜けて見晴らしの良い広々したところに出ました。天候は曇りになっていましたが、日光白根山山頂がきれいに見えています。

ここから山頂までは、広々とした白根山西斜面、岩と低木と草原の中に付けられた道を登って行きます。まるでアルプスの登山道のような雰囲気で気分がいいです。振り返ると錫ヶ岳が大きな山容を見せています。やがて稜線に出て湯元からの登山道と合流し、11:00日光白根山山頂に到着。だいぶ雲が湧いていましたが、男体山や五色沼を眺めることができました。

狭い山頂が登山者で混雑してきたので、記念撮影の後、五色沼がきれいに見下ろせるところまで少し下ってランチタイム。ラーメンのお湯を沸かしていたら、とうとう来ました、雨、直ぐに強くなってきたのでカッパを着て急いでラーメンを食べていたら、雷まで鳴ってきました。急いで荷造りをして11:45下山開始です。

弥陀ヶ池への下りは、急傾斜な上に火山性の岩と小石の滑りやすい道、おまけに下山者が集中して渋滞気味。落石注意です。そんな中、下りが得意なY田さんは、K田Lのあとを追ってかっとんで降りて行きました。12:25弥陀ヶ池分岐着。その後は雨も上がり、深い樹林帯の下りを経て、平らな遊歩道へ。血の池地獄(見た目はただの小さな池)、カニコウモリの大群落や幻想的な苔の森を抜けて、14:00ゴンドラ山頂駅に戻りました。最後に丸沼高原山麓駅の中にある温泉で汗を流して、帰宅の途につきました。

事前の天気予報からすれば申し分のない天気に恵まれ、夏の終わりに良い山に登ることができました。リーダー&運転のK田さんに感謝です。同行の皆さんも、お世話になりました。また、よろしくお願いします。