9~13日 白馬岳~栂海新道

平成27年

10月9日(金)夜発・10日(土)・11日(日)・12日(月)・13日(火)  

                弱雨     晴れ

<メンバー>    K(リーダー)、S、H、Y

<コースタイム>(10日5:50  11日8:03  12日8:04  13日9:50)

10/10(土)猿倉6:41~7:51白馬尻荘~10:44岩室跡~12:31白馬頂上宿舎

10/11(日)白馬頂上宿舎7:13~7:33白馬山荘~7:52白馬岳~8:27三国境~9:47雪倉岳避難小屋~10:53雪倉岳~13:20小桜ヶ原~15:16朝日小屋

10/12(月)朝日小屋5:54~6:53朝日岳~7:23吹上のコル~8:57アヤメ平~11:00黒岩山~12:28サワガニ山~13:58栂海山荘10/13(火)栂海山荘5:47~7:51菊石山~9:50白鳥山10:26~12:17坂田峠~13:53二本松峠~15:18親不知観光ホテル~15:37日本海

9月末に白馬山頂付近で雪が降ったということで、防寒・防風・防水対策をすること、また、白馬の大雪渓は晴れで歩けば暑くなり、サングラスも必要だろうと、荷造りには頭を悩ませました。

9日(金)新宿都庁大型バス駐車場23:00発の登山バス白馬猿倉毎日アルペン号に乗り、夜通し猿倉に向かいました。

10日(土)朝、猿倉からのスタート時、天気も良く、一時間も歩けば暑くなり、大雪渓では軽アイゼンを装着し、サングラスをつけて歩きました。一歩一歩アイゼンが雪に引っかかる音を聴きながら、登りました。お昼過ぎに白馬頂上宿舎に到着し、女性陣3人は宿舎泊まりでして、12人部屋を3人で使いました。部屋は寒かったです。着るものを着こんだり、温かいものを飲んだり、乾燥室に入ったりと、夕食までの数時間、寒かったです。夕食はバイキングでした。鶏のから揚げ、酢豚、海老フライ、ポテトサラダ、かぼちゃの煮つけ、マグロのパック、牛丼の具など全種類をお皿に盛り、ご飯とみそ汁をよそって、おいしく頂きました。お腹いっぱい、苦しいくらいでした。Kさんはお外のテントでどのように夜を過ごしたのでしょうか。寒かったことでしょう。

11日(日)雨の予報のため、レインスーツ上下を着用し、ザックカバーをしっかり着け、この日の目的地、朝日小屋へ向け出発しました。とにかく風が強く、強く、とにかく強く吹いていました。膝を曲げ、低くなって歩くも、風に押されるなかなかの風。向かい風とスクラムの押し合いをするがごとく、一歩一歩、歩いておりました。

白馬岳頂上は強風と雨の中でした。ここから、雨と風の道のりが2時間続き、やっと雪倉岳避難小屋があり、雨、風しのいだ休憩をとることができました。

 雪倉岳頂上は強風でした。写真撮影時、Kさんが飛ばされるほどでした。その後、一か所だけ風を受けない所がありましたが、あとはずっと、風を受けて歩きました。私たちが風に負けじと歩いているとき、雷鳥が縦に4羽、離れて2羽があらわれ、強風にもよろけることなく、まともに風を受けて、細い2本の足で立っていました。白い雷鳥で、体の曲線が風に強いのかな、などと考えてしまいました。

地図の上では“水平道”と書いてある道を行けば、朝日小屋でしたが、この道は苦戦しました。“水平道”とは名ばかりで、アップダウンの繰り返しが、ずっと続きました。分岐で木道が見えてからも、小屋までは長く感じましたが、無事朝日小屋に着きました。前日の白馬頂上宿舎は貸し切り状態だったので、朝日小屋もかと思っていましたが、この日は今年度の小屋閉め最終日ということで、朝日小屋の従業員さんやその知り合いの人たちが大勢集まっていました。とはいえ、3人で一部屋が当てられました。Kさんは外でテント泊まりでした。濡れた服やテントが冷たかったことでしょう。Kさん、申し訳ない・・・この日の小屋の夕食は豪華でした。一人ずつ一本の缶ビールがサービスで振る舞われ、そのほか、日本酒、焼酎、赤・白ワイン飲み放題、ホタルイカ、おでん、カレー味の鶏から揚げ、とろろのすりおろし、栂海新道という和菓子など、どれをとってもおいしいものばかりでした。ワイン、焼酎を数杯いただきました。ごちそうさまでした。

この日、白馬岳方面から朝日小屋に向かってきたのは私たち4人だけだったそうで、あと予定していたガイドつきのグループは雨と強風のため、この日は中止となったようです。

 12日(月)晴れの予報だったので、景色に期待をこめてスタートしました。朝は木道の表面が凍っていて、滑るので、慎重に歩きました。朝日岳頂上は寒かったです。

そのあと、昨日の風の再来かと思ったのが、“吹上のコル”という場所で、強風で足がよろけました。歩き続けて3時間ほど行った時、トレイルランの男性2人が軽装で通りすぎ、今日、親不知まで下りるのだったら、すごいことだなあと思いました。その2人と会った場所近辺がとてもきれいな紅葉の場所でした。晴れていたので、日の光が葉を照らし、オレンジや赤や黄の色が鮮やかに光り、きれいでした。昨日の、強風や冷たい雨があったので、この日の晴れと輝く紅葉は実にうれしかったです。秋のこの時期、栂海新道で色鮮やかな紅葉を見ることができて、よかったです。水を黒岩平あたりで、調達し、歩きました。道はぬかるんだ所が多く、靴がズボッと入ったり、ツルッと滑ったり、急なところは歩きづらかったです。サワガニ山・犬ヶ岳と登り下りを繰り返し、やっと栂海山荘に着きました。ここでも、いい思いをさせてもらいました。栂海山荘や栂海新道の世話をしてくださっているボランティアの方々が次の日に山を下りるということで、山荘の片づけをしており、ストーブがつけてあったり、電気を発電機でつけてくれたり、毛布をたくさん使わせてくれたり、その方たち以外は私たち4人だけでしたので、泊まりやすくしてもらい、助かりました。

 13日(火)朝は雨が降っていました。この日は海に向かって下るだけのように思っていましたが、下る下る、登る登るの繰り返しが何度続くことか。ゴールの海抜80mに近づくのかなあ、と下った後には登りがあらわれ、登っちゃうのかあと歩いていると、また急な下りが続いたりと、気が抜けない道でした。雨が降った後で急な下りの道も多く、土が滑る、枝が滑る、ぬかるみは靴が沈む、と最後の最後まで慎重に歩いていました。海からの風、海の景色がだんだん近づき、親不知観光ホテルが見えたときは「来た!来た!来たあーっ!!」とうれしくなりました。4人で万歳をして、喜びを分かち合いました。その後、栂海新道の起点の石がある海岸まで行き、波が寄せる中、4人がそれぞれ起点の石に触り、ゴール!!日本海に着きました。それから、ウェストン像のあるところに行き、写真を撮りました。そこからも日本海がきれいに観えました。

 さて、あとは待ちに待ったお風呂。親不知観光ホテルでは時間が遅く入れなかったので、タクシーをよんで、違う入浴施設に向かいました。「入浴できます」「火曜日定休」とどちらも書いてあり、扉は開いていたのですが、静かでした。ここで、入浴できなかったら、着替えだけでもいいから、させてもらおうと、思っていました。階段を上がって、入浴できるかどうか従業員さんらしき人に尋ねると「今から用意するから入れますよ」という返事が返ってきて、私たちは4日ぶりに入浴できました。ここでも、お風呂に入れて本当に、ありがたかったです。

 白馬岳からの栂海新道は登り下りの長丁場でした。標高が低くても、登り下りは急でしたし、強風もすごかったです。でも、4人で風に立ち向かい、何度滑っても立ち上がり、いろいろな方のご厚意で乗り切ることができました。Kさん、Sさん、Hさん、小屋、山荘、入浴施設の方々に感謝です。きれいな紅葉と達成感の山行、ありがとうございました。

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