3日 矢沢軍刀利沢

矢沢軍刀利沢
〈日程〉2017年9月3日
〈メンバー〉K田さん(L)、I出さん、M山(記)
〈コースタイム〉落合橋8:18 ~ 8:52矢沢軍刀利沢入渓点9:09 ~ 10:05大滝
~ 12:17三国山12:52 ~ 13:01生藤山 ~ 14:46落合橋

  米子沢(巻機山)の予定でしたがあいにくの天候のため、計画をお天気の良さそうな秋川渓谷の矢沢軍刀利沢に変更してチャレンジとなりました。

  K田リーダーの読みどおり、3度目の沢登りにして初めての晴天!これはたっぷり浸かってもきっと真夏のプールみたいに違いない!なんて期待しながら駐車場に到着。入渓ポイントまでは林道を歩きます。林道の脇にはちょっと変わったかわいいお花、玉紫陽花がたくさん咲いていました。でも、晴れていてもやっぱり9月は秋の風。ちょっと涼しいかも…。カッパを着込んでいざスタート!

  今回のポイントは、①へつり②高巻き③ツメです。少し歩くとすぐに小さな滝があって…の繰り返しで飽きさせない楽しいコースで、お約束のガマガエルとサワガニもいました。

①へつる…私は関西育ちなのですが、大阪弁に'へつる'という言葉があるそうです( 使ったことはないですが)。関西弁の'へつる'とは削る、つまみ取るという意味のよう。そういえば私「へずって(削って)」と言う言葉は使ってたかも…知ってるやん  笑。登山用語でいうと、へばりつくようにして横に進むことだそう。語源は同じなのでしょうか?今回はへつりの練習をしました。苔むした岩に足がかりもあまりなくてツルツル滑って難しかったです。

②高巻き…大滝を直登せずに巻道をして登りました。ひっそりとロープがかけられている急斜面をトラバースしました。いつかけられたロープなのか?腐っていないのか?といろいろ心配ですが…それでもないよりは良かった、安心感が違います。神田さんに教わり、ロープとカラビナに確保されながら進みました。

③ツメ…沢の水流が終わり登山道まで登り詰めることを言います。急登を通り越した急登で、これがきつかった…。初めてクマザサの有り難みを知りました。手ががり足がかりとなるような岩もなく、設置されたロープもない、もろい土と腐葉土の急斜面を登る時に頼りになる存在!それはクマザサ!引っ張っても引っ張っても千切れない頑丈さを頼りに、ガッツリ握りながら登りきり三国山に到着。生藤山まで足を伸ばして、萩の花と金銀のブドウ(マスカットと巨峰?山頂で宴会をしているご婦人にいただきました)に癒されながら下山を開始。下山路は踏み跡があるだけの道でしたが、K田リーダーの地図読みでバッチリ!ピッタリ!目的地に到着しました。今回もとても気持ち良く楽しい沢登りでした。

  K田リーダー3回を通して、たくさん確保してくださりありがとうございました。来年はご一緒したI出さんをお手本にもうちょっと頑張りたいと思います!